違法収集証拠とは、盗聴した録音テープや盗取した文書などのことです。
自由心証主義が制限される場合として、違法収集証拠があげられます。
第二百四十七条(自由心証主義) 裁判所は、判決をするに当たり、口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果をしん酌して、自由な心証により、事実についての主張を真実と認めるべきか否かを判断する。 |
論証カード
違法収集証拠について
- 原則として違法収集証拠の証拠能力は肯定すべきであるが、人格権を侵害し、反社会的な手段で収集された証拠方法については、例外的にその証拠能力が否定される場合がある(東京高昭52.7.15)