
いよいよ短答式試験が迫ってきました。
この時期に不安になるのは当然ですが、やるべきことを明確にして、最後の一押しを加えましょう。
今回は、短答式直前期に受験生がやるべき3つのことを紹介します。
1. これまでの学習の「総点検」をする
この時期に新しい知識を詰め込むのは効率が悪いです。
それよりも、今まで自分が積み重ねてきた知識を「総点検」しましょう。
特に、過去に自分が「間違えた問題」や「うろ覚えだった論点」は、最後まで伸びしろがあります。
逆に、何度も解けている問題や、すでに長期記憶に入っている知識は無視して構いません。
時間は有限。重要なのは“自分の穴”にフォーカスすることです。
2. 「覚えたつもり」から脱却する
直前期こそ、「わかったつもり」や「覚えた気になっている」知識を見直すべきタイミングです。
アウトプット中心の学習を徹底し、頭の中から正確に再現できるかを確認しましょう。
例えば、選択肢の肢ごとに「なぜ正しい/誤っているのか」を説明できるかどうか。
根拠があいまいなままにしていると、本番で迷います。
短期記憶にしかない知識でも、繰り返し触れることで長期記憶に変わります。この“最後の詰め”が合否を分けます。
3. スキマ時間と「手ぶら復習」の活用
通勤・通学・お風呂・トイレなどのスキマ時間は、短答対策において最も“お得”な時間です。
ここで活躍するのが「手ぶら復習」です。
暗記カードアプリや音声教材、自作のまとめノートなど、スマホ1台で復習できる素材を使いましょう。
手ぶらで確認できる形にしておくことで、復習のハードルが下がり、記憶の定着が加速します。
最後に
短答式直前は、焦るよりも“やるべきことを絞る”ことが重要です。
大切なのは「穴を埋める」ことと、「確実な知識で戦う」こと。
最後の1週間で、まだ伸びます。粘り強く、自信を持っていきましょう。